地方都市オーケストラ・フェスティバル2009 群馬交響楽団 すみだトリフォニーホール


今日は、すみだトリフォニーホールで行われている地方都市オーケストラ・フェスティバル2009の群馬交響楽団の公演に行ってきました。

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演目は下記の通り。

チャイコフスキー作曲 幻想的序曲《ロメオとジュリエット》
プロコフィエフ作曲   ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26
ドビュッシー作曲   「海」 3つの交響的スケッチ

指揮:  マルティン・トゥルノフスキー
ピアノ:  ヤロスラヴァ・ピエフォチョーヴァー
管弦楽:  群馬交響楽団


指揮者もピアニストもチェコ出身で、指揮者のトゥルノフスキーは、カレル・アンチェルやジョージ・セルに師事した東欧の巨匠であり、ピアニストのピエフォチョーヴァーはイヴァン・モラヴェッツの下で研鑽を積んだ現在注目のアーティストです。

実は、群馬交響楽団の演奏を今日初めて聴いたのですが、とても新鮮な印象を受けました。

まず、木管楽器の各奏者が名手揃いであると思いました。ほどよい自己主張のある音が3F後方で聴いていた私のところまでしっかりと届いていました。また、この木管奏者さんたちの音は、木管セクションのアンサンブルとしても小気味好くまとまっていて、それも聴いていて気持ちが良く、今日のプロコフィエフと良く合っていました。このオーケストラでいずれ「ピーターと狼」を聴いてみたいと思いました。木管楽器奏者が名手揃いなので、きっと楽しい演奏をしてくださるのではないか?と思った次第です。

一曲目のチャイコフスキーは、弦楽器セクションのクリアーな音色と管楽器の音色が程良く織り合っていて、ひとつひとつの音が明快だったので、曲の隅から隅までしっかりと聴くことができました。プロコフィエフのピアノ協奏曲第3番は、以前お世話になったクラリネットのN先生のソロで始まったのですが、そのソロがすばらしく、また、ピエフォチョーヴァーのピアノも技巧に走りすぎず、プロコフィエフの抒情性をよく表現されていて、久しぶりに清々しいプロコフィエフを聴かせていただきました。ドビュッシーの「海」もこのオケのクリアーな音色にとても合っていて、指揮者の解釈のおかげなのでしょうか、「3つの交響的スケッチ」という副題が付けられているように、音が視覚的に迫ってくるように聴こえてきました。

また、来年の公演も楽しみです。来年もプログラムにプロコフィエフを入れて頂きたいと思いました。

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