サウリュス・ソンデツキス指揮 リトアニア室内管弦楽団のCD


今日は、来月4月に来日するリトアニア室内管弦楽団のCDを聴いていました。

いずれもこの楽団の創設者で指揮者のサウリュス・ソンデツキス(1928-)の指揮です。

リトアニア室内管弦楽団は、1960年にソンデツキスによりヴィリニュス音楽院の卒業生を中心に創設されました。初来日は1989年。世界中の音楽祭に招聘され、数々の有名アーティストと共演を果たしています。

私がこの楽団の音を耳にしたのは、このページで3枚目に紹介しているエストニア出身の作曲家、アルヴォ・ペルトのCDにおいてでした。古典も現代音楽もこなしてしまう、とてもハイレヴェルなオーケストラです。

リトアニアというと日本ではあまりなじみのない小さな国のような印象を受けますが、クラシック音楽の分野では、その水準の高さで世界的に良く知られています。事実、このリトアニア室内管弦楽団の演奏は、実にすばらしいものです。暖かみのあるモーツァルト、透明感のある音色を生かしたシベリウス、グリーグ。特に下記の1枚目の最終トラックに収録されている《2つの悲しい旋律》の2.「過ぎた春」は、自然に囲まれたリトアニア出身の彼らだからこその演奏で、至高のグリーグでした。2枚目のチャイコフスキーも感情移入をし過ぎない控え目な演奏なのですが、厚みがあって緻密なアンサンブルとなっています。今回の来日公演の前にぜひ一度聴いて頂きたい3枚です。


モーツァルト:ディヴェルティメント;シベリウス:悲しいワルツ;グリーグ:組曲「ホルベアの時代より」など
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チャイコフスキー:弦楽セレナーデ
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アルヴォ・ペルトの世界~タブラ・ラサ
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東京公演のスケジュールと曲目を載せておきます。上記3枚のCDとは指揮者が異なります。

2009年4月10日(金) 19:00 サントリーホール 大ホール
2009年4月12日(日) 14:00 東京文化会館 大ホール

   指揮:ロベルタス・シャーヴェニカス
   オーケストラ:リトアニア室内管弦楽団
   ピアノ:イングリット・フジコ・ヘミング

 モーツァルト:ディヴェルティメント ニ長調 KV. 136
 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 KV. 467
 シューベルト:交響曲 第5番 変ロ長調 D. 485



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by ciurlionis | 2009-03-30 23:59 | 音楽