フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀オーケストラによるハイドン交響曲100番&104番のCDほか


ロンドンで活躍中のソプラノ歌手の友人が一時帰国しているので、仕事の帰りに渋谷で食事をしました。彼女とはロンドン留学時代の2年半くらいを一緒に過ごし、また昨年ロンドンを訪問したときも大変お世話になりました。今日は久しぶりにロンドンの話で盛り上がりました。ふたりの共通の恩師であるチェリストのアレクサンドル・イヴァシキン氏の話などをしました。サーシャは相変わらずお元気のご様子で、5月2日にはウィグモア・ホールで行われる若手チェリストのためのチェロ・コンクールの審査員をされるとか。サーシャは故・ロストロポーヴィチ氏のお弟子さんであり、また故・シュニトケ氏の大親友でもあった方で、彼が執筆した本は秋元里予さんの訳で日本語にもなっています。『栄光のチェリスト ロストロポーヴィチ』『シュニトケとの対話』の2冊。いずれもとても勉強になる良書です。そんな話をしていたら5月にロンドンに行きたくなってきてしまいました。リージェン・パークの薔薇には少し早いかしら?

また、今日2009年4月14日は作曲家のヘンデルが亡くなってからちょうど250年にあたるとのこと。そういえば、ロンドン留学時代に彼女と一緒にヘンデル・ハウス・ミュージアムに行ったことを思い出しました。ヘンデルが最期を過ごした邸宅が博物館になっていて、その時はチェンバロの生演奏なども行われていました。

時を忘れておしゃべりをしていたらあっという間に3時間半が経過していました。また近いうちにヨーロッパのどこかでの再会を約束し、別れました。

行き帰りの電車のなかでフランス・ブリュッヘン指揮、18世紀オーケストラによるハイドン交響曲100番《軍隊》&104番《ロンドン》を聴きました。先日すみだトリフォニー・ホールで行われた新日本フィルによるロンドン・セット演奏会のときの演奏よりも、アーティキュレーションが明確で、ちょっと窮屈な演奏に聴こえましたが、18世紀オケと日本のオケとではどこが違うかと言われれば、ヨーロッパのオケは管楽器のソリストたちが名手揃いであるということでしょうか?日本のオケは弦楽器パートは優秀なオケが多いですが、聴衆を魅了するようなソロを吹ける管楽器奏者が少ないように思います。今日このCDを聴いていて特に管楽器奏者の力量について考えさせられました。1990年の録音なのですが、先日の新日本フィルによる演奏とは明らかに奏法が異なっていました。この19年の間にブリュッヘンのハイドン交響曲に対する考え方にも変化があったようです。もしご興味がおありの方はぜひ聴いてみてくださいね。今年はハイドンの没後200年の年でもありますので、ハイドンも積極的に聴いてみたいと思っています。

Haydn: Symphonies Nos. 100 & 104

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by ciurlionis | 2009-04-14 23:59 | 音楽