EUフィルムデーズ2009 『永久機関』&『バトル・オブ・リガ』 東京国立近代美術館フィルムセンター


先日5月28日に行われたEUフィルムデーズ2009のオープニングでのチェコで制作された映画『カラマーゾフの兄弟』に続き、今日6月6日には、リトアニアの映画『永久機関』とラトヴィアの映画『バトル・オブ・リガ』を観に行ってきました。

リトアニアの映画『永久機関』 PERPETUUM MOBILE (86分・35mm・カラー)(監督: ヴァルダス・ナヴァサイティス)は、2008年11月4日にリトアニア国内で公開されて以来話題を呼び、2009年のリトアニアの映画賞Sidabrinė gervė (silver crane) にもノミネートされていました。残念ながら大賞は逃したものの、主人公のロン役を演じていたダイニウス・ガヴェノニス氏(Dainius Gavenonis)が主演男優賞を受賞されたそうです。

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この映画はリトアニアの首都ヴィリニュスやヴァンデー岬にある荘園を舞台に36日間かけて撮られました。総製作費は600,000ユーロ。

ストーリーは、「酒とギャンブル漬けの毎日を送るバーの従業員ロンは、泥酔して追い出され、店の現金を盗んだ美人のディナとともに逃避行の旅へ出る。」(HPより)というもので、スローで静かなフィルムでしたが、ヴィリニュスの街やヴァンデー岬の風景、仲間同士で釣りをするシーン、バーでギャンブルをしたりお酒を飲みながらゆっくりと語り合うシーン、教会内のシーンなどがあり、リトアニアの様子を知ることができました。また、現在リトアニア語を勉強中の自分には日本語の字幕つきでリトアニア語の映画を観られたので、語学の勉強にもなり一石二鳥でした。

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休憩を挟んで16:00からはラトヴィアの映画『バトル・オブ・リガ』RĪGAS SARGI (118分・35mm・カラー)(監督: アイガース・グラウバ) を観ました。2007年にラトヴィアで公開されたこの映画は、ラトヴィア国内では観客数がタイタニックを超えるほど話題になった空前の大ヒット作だそうです。

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内容は、「第一次大戦後、独立直後のラトビアに帰還した兵士マルティンスは、恋人エルザとの平凡な生活を夢見ている。だが、結婚式当日、リガは再び戦禍に巻き込まれることに……。ラトビア軍が首都リガを解放した1919 年11 月11 日の出来事を背景に描かれる壮大な歴史ドラマ。」(HPより)というもの。戦争映画なので、戦闘シーンなどがあって目を開けていられない場面もありましたが、ラトヴィアの過去を学ぶことができ、また現在のリガの街からは想像できないほどに当時は街中が壊滅状態であったことを知ることができ有意義でした。最後の教会の鐘を鳴らして合図を送るシーンが印象的でした。

この映画はすでに日本語字幕つきでDVDとなり発売されています。

バトル・オブ・リガ [DVD]
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by ciurlionis | 2009-06-06 23:59 | 映画