リトアニア滞在 第4日目 備忘録
6月29日(月)
いよいよ今日からヴィリニュス大学での夏季リトアニア語コースが始まりました。
リトアニア語はインド・ヨーロッパ語族の現代語のなかでも最も古い言語形態を保持している言葉で、ラトヴィア語と、今となっては死語となってしまった古プロシア語とともに、インド・ヨーロッパ(印欧)語族のバルト語派を形成しています。語彙面ではサンスクリット語やラテン語に似た単語も多く見られます。
また今回夏季留学したヴィリニュス大学は1579年に設立された歴史を誇る大学。一度、このような由緒ある大学で学んでみたかったので、短期間ではありましたが学生気分が味わえて嬉しかったです。
コース全体の参加者は世界各国から80名ほど。アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、オランダ、ベルギー、スペイン、イタリア、クロアチア、フィンランド、ロシア、エストニア、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナ、ウルグアイ、日本など、国際色豊かな集団でした。
レベル別に分けられ、日本人は、私を含め3人。しかし、あとの二人は2週間コースなので、4週間コースに参加する私は彼女たちとは違うクラスになりました。
少々心細くも感じましたが、そのおかげでリトアニア語もだいぶ上達し、世界各国の学生と交流することができて有意義でした。
朝10時までに登録を済ませ、いきなりリトアニア語の授業。簡単なあいさつなどを習いました。
昼食に、リトアニア冷製ビーツスープ、シャルティ・バルシチェイ(šaltibarščiai)をオーダー。
ピンク好きの筆者にとっては食べられるピンクを目前にしてこの上なく幸せでした。
午後からも英語によるリトアニアの文化についてのレクチャー"Lithuanian culture in the context of world's cultures." (Lecturer: Inga Hilbig)が行われ、その後はウエルカム・パーティーがあるなど、初日から盛りだくさんな内容でした。
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by ciurlionis
| 2009-06-29 00:00
| 旅行