CD スヴェトラーナ・ナヴァサルジャンの弾くハチャトゥリヤン&寺原信夫


先日のナヴァサルジャンさんのピアノ・リサイタルの際に購入したCDを聴いてみた。

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収録曲は下記の通り:

Aram Khachaturyan: Concerto for Piano with Orchestra
Symphonic Orchestra of Armenian Radio and Television
Conductor: Raphael Mangasaryan


Three fragments from ballet "Gayane"
Free piano version by Svetlana Navasardyan


Nobuo Terahara: Romance

Aram Khachaturyan: Toccata


先日のリサイタルのときに感じた優しい包容力のある音色とは打って変わり、このCDに収録されている彼女の弾くハチャトゥリヤンのピアノ協奏曲は、とても男性的で鋼鉄のように硬くクリアーな音色だった。

オーケストラの演奏も情熱的な民族色の濃いものとなっている。時折現れるバスクラリネットのソロはピアノの硬質な音色と対照的で、まるく表情のある良い演奏。

また、ハチャトゥリヤンの許で学んだ唯一の日本人である寺原信夫さんの "Romance" も収録されている。シンプルだが完成度の高い作品である。

アルメニアというと、普段はパラジャーノフ監督の映画を観たり、クラシック音楽ではコミタスやマンスリアンに興味をもって聴いている。こういう機会でもない限りハチャトゥリヤンに注目することはあまりないので、今日は読書をしながらこのCDを4,5回かけてとことんハチャトゥリヤンに聴き入った。

ハチャトゥリヤンのピアノ協奏曲は1936年に作曲されたそうだが、プロコフィエフは1935年にソ連に永久帰国し、1936年にはあの有名な「ピーターと狼」を作曲している。

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by ciurlionis | 2009-11-01 23:59 | 音楽