マリン・オルソップ指揮 読売日響 バーバー 交響曲第1番 マーラー 交響曲第1番 サントリーホール


最近は、たまたまだが読売日本交響楽団の演奏を聴く機会が多い。

今日は、世界的に活躍している女性指揮者、マリン・オルソップが読売日響を指揮するというのでサントリーホールに行ってきた。

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2004年にロンドンで彼女の指揮するボーンマス交響楽団の演奏を聴いて、そのすばらしさにいたく感動して以来、オルソップが来日したらもう一度聴いてみたいと思っていた。

演奏プログラムは下記の通り:

《バーバー生誕100年》
◆バーバー:
 交響曲第1番
《マーラー・イヤープログラムI》
◆マーラー:
 交響曲第1番〈巨人〉 


バーバー (1910-1981) は今年生誕100周年記念であり、マーラー (1860-1911) は今年生誕150周年と、来年没後100年であり、いずれも記念年。

記念年であるふたりの作曲家の交響曲第1番で揃えられたプログラムも良く考えられていたと思う。

実際の演奏は、練習時間が短かったのか、指揮者もオーケストラも彼らのもつ本来の力が出せていないように感じた。

バーバーは作品自体が少々単調なせいもあって、どこがクライマックスなのかもわからずに気が付いたら曲が終わっていた。オルソップはバーバーの作品を得意としており、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団との録音もしているので機会があったら聴き直してみたい。

バーバー:管弦楽作品集第1集

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マーラーの交響曲に関しては、前回この曲を聴いたのがロンドン・フィルの演奏で、そのイメージが脳裏に焼き付いており、読響にもロンドン・フィルのような重厚な演奏を期待していたので、今日の演奏は少々期待外れ。

各楽章の冒頭部分では弦楽器セクションの集中力のあるアンサンブルや弦・管楽器のソロが「イイ演奏になりそう~」と予感させるだが、その後が続かない感じだった。ホルンが8本もあって、クライマックスでは全員立って吹いているにもかかわらず、海外オケの半分くらいの音量と迫力でガッカリ。。。

オルソップの指揮も、読売日本交響楽団の演奏も「こんなはずではない」ので、今日は「残念」の一言に尽きました。

1月26日(火)の芸術劇場と27日(水)のサントリーホールでの公演は、ヴァイオリニストのライナー・ホーネック(ウィーンフィル首席奏者)も登場されるとのことなので、そちらに期待したいですね。ホーネックの演奏は、自己主張の少ない自然な演奏なのにしっかりと聴かせるところがすばらしく、おすすめです。

オルソップとボーンマス交響楽団のコンビでは、武満徹氏の作品が録音されています。ご興味のある方はぜひお聴きください。

武満徹:鳥は星形の庭に降りる/精霊の庭/ソリチュード・ソノール/他(ボーンマス響/オールソップ)

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