ショパンの生誕200周年にコルトーを聴く。
ショパンの誕生日については諸説あるのだが、一説によれば今日はショパンの生誕200周年の日であるという。
なので、今日は最近全く聴かなくなってしまったショパンを聴いている。
ショパンには子どものころから親しんでいて興味があったので、ロンドン留学時にポーランドを旅した際には、ワルシャワにあるショパン博物館や、ショパンの生家がある田舎町のジェラゾヴァ・ヴォラ(Żelazowa Wola)まで足を運んだこともある。
子どもの頃にピアノを習っていた時、先生に「コルトー版の楽譜を買っていらっしゃい」と言われ、買いに行ったことがあった。
コルトー版とは?とその頃は、「???」だったが、このアルフレッド・コルトー(1877-1962)はショパンの孫弟子なのだ。
コルトーは1952年に一度だけ来日したことがある。その時すでに75歳と高齢だったが、今でも名盤と言われる録音を残した。その録音はその後日本初の国産LPとして発売された。
今日自分が聴いてるのはその録音のCD盤(SGR-8113)。若いころの演奏よりは技巧面では劣るものの、独特のテンポ感と深い精神性は健在だった。
この録音と似たようなCDが販売されていますのでご興味のある方はお聴きになってみてください。
コルトー・イン・ジャパン1952
by ciurlionis
| 2010-02-22 22:22
| 音楽