石井桃子展 世田谷文学館
2008年に101歳で亡くなられた石井桃子さん (1907-2008) については、『クマのプーさん』や『ピーターラビットのおはなし』等の翻訳で親しんできた。
展覧会を拝見して、彼女が一生涯で行った仕事の数の多さに驚かされた。展覧会フロア一面に彼女が翻訳・執筆した書籍の数々が所狭しと並べられ、書簡も公開されていたり、彼女の仕事部屋も再現されているなど、非常に充実した展覧会だった。
展覧会図録は売り切れ。増刷の予定もないとのこと。少々残念でした。会期は4月11日(日)まで。