EUフィルムデーズ 2010 ジョナス・メカス監督「リトアニアへの旅の追憶」  リトアニア映画


17時からの「リトアニアへの旅の追憶」を観にフィルムセンターへ戻った。

この映画はリトアニアを凝縮していると言っても過言ではないくらいにリトアニアの歴史を象徴している。リトアニアから亡命してアメリカに渡り、世界的な映像作家となったジョナス・メカスの代表作。27年ぶりに一時帰郷したときの記録映像が中核をなすが、その背後に流れるのはリトアニア元最高会議議長(国家元首)のヴィータウタス・ランズベルギス氏の弾くチュルリョーニスのピアノ曲。ちなみに、メカスがニューヨークで最も強い影響を受けたのは同じリトアニア移民の前衛芸術家ジョージ・マチューナスだが、そのマチューナスとランズベルギスとは幼なじみの間柄だったというおまけまでつく。
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この映画はヴィデオも所有しているし、2008年1月には渋谷のシネ・セゾンでお正月特集で上映されたのでスクリーンでも一度観てはいた。

だが、やはりたまに大スクリーンで観てみると毎回新しい発見があるものだ。27年ぶりに息子に再会したメカスのお母さんの表情にも注目できたし、メカスは結構大勢兄弟がいるのだなど、改めて観られて良かったと思う。しかもランズベルギス氏の弾くチュルリョーニスを大音響を聴くのも気持ちがいいものだ。

またいつか上映して欲しい。

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by ciurlionis | 2010-05-30 23:59 | 映画