ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団 特別公演2010 「私と踊って」 新宿文化センター


今日は誕生日。この年齢になると全く嬉しくないのであるが、それに合わせて自分による自分のためのプレゼントとしてピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の特別公演2010「私と踊って」のチケットを購入しておいたのだった。
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昨年6月にガンで急逝したピナ・バウシュ。享年68。

彼女の舞踊団の公演を初めて観たのは2004年6月にパリで行われた「ネフェス」Nefés(呼気)だった。水を大量に使った舞台で、池や滝が舞台上に現れた。そんな舞台を観たのは初めてであまりにも斬新すぎて驚きを隠せなかった。

その後、この時の興奮が忘れられず、2008年3月にこの舞踊団が来日するというので、3月22日テアトロ・ジーリオ・ショウワで行われた「パレルモ・パレルモ」と3月30日新宿文化センターで行われた「フルムーン」を観に行ったのだった。その頃はピナ・バウシュもお元気で、カーテンコールの時には姿を現していた。その時はそれが最後になろうとは思ってもみなかったのだが。

そして、今年の来日公演。追悼公演になってしまった。演目は「私と踊って」"Komm tanz mit mir" (1977) この作品はピナの初期の作品なので、斬新さには少々欠けたが、滑り台のようなバックに舞台いっぱいに敷き詰めた白樺の枝や幹を囲んで「私と踊って」とダンサーたちが踊る。言葉は少ないが、身体表現が豊かで引き込まれた。音楽にはドイツの古謡が使われていた。あっという間の1時間半だった。

ホワイエには、ユリの花束とともにピナ・バウシュの写真が。
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もう本人を舞台で観られないと思うと悲しい気持ちになった。



『ピナ・バウシュ―怖がらずに踊ってごらん』 (Art edge)
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