カテゴリ:コンサート・オペラ( 50 )


☆お知らせ☆ 本日2011年7月23日16時より(15:30開場)早稲田大学の大隈記念講堂にて、劇団銅鑼演劇公演「センポ・スギハァラ 再び夏へ」が催されます。

元リトアニア日本領事代理・杉原千畝やリトアニアにご興味のおありの方はぜひ足をお運びください。

入場無料です。

詳しくは下記のチラシをご覧ください。

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『チュルリョーニスの時代』(佐藤泰一・村田郁夫訳、ヤングトゥリープレス 2008)
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リトアニアを象徴する作曲家・画家チュルリョーニスの伝記が発売になりました!
ピアノ曲の楽譜、詳細なディスコグラフィー、音楽作品リスト、参考文献目録も収録!

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昨日(18日)夜のリハーサルではあまりにも崇高な第九交響曲に感激して涙が出てしまった。それだけベートーヴェンの交響曲には「なにかある」と感じた。

そして今日はいよいよブリュッヘン+新日本フィル ベートーヴェン・プロジェクトの最終回。

第4回
公演日2月19日(土)15:00開演
曲目交響曲第8番 ヘ長調 作品93 Symphony No.8 in F major, op.93
交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」 Symphony No.9 in D minor, op.125
リーサ・ラーション[ソプラノ]
ウィルケ・テ・ブルメルストゥルーテ[アルト]
ベンジャミン・ヒューレット[テノール]
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン[バリトン]
栗友会合唱団[合唱]
栗山文昭[合唱指揮]

第8交響曲では第二楽章の軽快さに感動し、第四楽章の木管楽器の掛け合いもスムーズで木管セクションも少しずつ成長しているのを実感できた。

「第九」では、とりわけ第三楽章の完成度が高く、弦楽器セクションがブリュッヘンと作り上げてきた「ブリュッヘン・サウンド」をしっかりと聴かせてくれていた。

第四楽章では、バリトンが舞台袖から歌いながら登場する演出があり会場を沸かせていて楽しかった。それよりもなによりも昨日のリハでは「日本人コーラスだな」と思って聴いていた栗友会合唱団がひと晩で耳を疑うほど成長していて驚かされた。きっと昨晩ブリュッヘンに指摘された部分を特訓したのだろう。テノール・ソロが一部歌いそびれるハプニングがあったが、まぁ、そんなこともたまにはあるだろう。仕方あるまい。

結局、前回のハイドン・プロジェクト同様、今回も4回(記者会見やリハを含めたら計9回)も通ってしまった。全4回のうち、自分が一番印象に残ったのは第一回目の第一、第二、第三交響曲の日。ブリュッヘンらしい古楽アンサンブルのような面が随所にみられ、一生記憶に残る名演だったと思う。今回のプロジェクトでもブリュッヘン・マジックに魅せられ、幸せな気分で聴き終えることができた。

また機会があったら別プロジェクトをやってほしい。日本にいる限り必ず聴きに行きたいと思う。

全4回のチケット半券を郵送すると特典CDがもらえるというので、早速送ろう!

ロ短調ミサ曲はまだ考え中なのではあるが。。。


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昨日(15日)は雪が残るなか公開リハーサルに足を運んだが、観客の多さに驚いた。皆それだけブリュッヘンのベートーヴェンに魅せられたのだろう。

今日は、ブリュッヘン+新日本フィル ベートーヴェン・プロジェクト 第3回。

第3回
公演日2月16日(水)19:15開演
曲目交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 Symphony No.6 in F major, op.68
交響曲第7番 イ長調 作品92 Symphony No.7 in A major, op.92


「いまだかつてこれほどまでに神々しい「田園」を聴いたことがない。」

まるでブリュッヘンの背後に後光が差しているかのようだった。

回を重ねるごとに新日本フィルの弦楽器セクションが成長しているのが良くわかる。皆優秀な奏者なのであろう。ブリュッヘンがリハで指摘していたことを本番でも忠実に守っていた。見事な弱音。弦楽器セクションがオケ全体をしっかりと支えていて、安心して聴くことができた。

無駄な贅肉がそぎ落とされ、すっきりとした第7番交響曲。
個人的には苦手なこの交響曲なのだが、指揮者とオケが違うだけでこんなにも演奏に違いが出るとは!
改めてブリュッヘンの引率力と、彼の意思を忠実に音にしている新日本フィルのメンバーの柔軟性に驚かされた。

最終回の第八・第九交響曲がますます楽しみになったのは言うまでもない。

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本日も、昨日の公開リハーサルに引き続き、ベートーヴェン・プロジェクトの第二日目を聴いてきた。

第2回
公演日2月11日(金・祝)15:00開演
曲目交響曲第4番 変ロ長調 作品60 Symphony No.4 in B-flat major, op.60
交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」 Symphony No.5 in C minor, op.67


ベートーヴェンの交響曲も4番、5番ともなると、だんだん編成も音量も規模が大きくなる。そんななか、ブリュッヘンは弱音と強音をしっかりと響かせてメリハリのある演奏にしていた。

弦楽器の音色が力強く自己主張のあるものになったのは良かったが、第一日目で聴いたあのぬくもりのある木管楽器の和音が「全く」感じられなかった。木管楽器はほとんどのメンバーが入れ替わってしまっていたようで少々残念。一日目とは異なるオーケストラの演奏を聴いているかのようだった。低音ももう少し出ると安定感が増すかもしれない。

次回はさらなるブリュッヘンの魔法に期待したい。

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いよいよフランス・ブリュッヘン+新日本フィルハーモニー交響楽団の第一日目。2月7日(火)の公開リハーサルに続き、今日は本番を聴いてきた。

第1回
公演日2月8日(火)19:15開演
曲目 交響曲第1番 ハ長調 作品21 Symphony No.1 in C major, op.21
交響曲第2番 ニ長調 作品36 Symphony No.2 in D major, op.36
交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」 Symphony No.3 in E-flat major, op.55


「今日の演奏を聴けたひとは幸せだと思う。」

「古典派」ベートーヴェンの本格的な交響曲の演奏が聴けた。ブリュッヘンの長い指から紡ぎだされるノンヴィヴラートの調べ。特に、交響曲第2番の第二楽章では一瞬、どこかの欧米の室内楽団かと錯覚するかのような純粋な響きが味わえた。

いつもなら猫背気味に小股でゆっくりと舞台に登場してゆっくりと指揮台にあがるブリュッヘンだが、「エロイカ」の冒頭では指揮台にあがると同時にタクトを降りおろし、観客を「あっ!」と言わせたのだった。

演奏の方も久しぶりに聴いた名演。テンポも、全体的バランスもセクションごとのアンサンブルも、管楽器のソロもどれもこれも「これこそまさにベートーヴェンの交響曲だ!」と感じられる演奏だった。

コントラバス・パートの安定感、木管楽器セクションの爽やかなソロの掛け合いとぬくもりのある和音。今日のこの演奏を忘れないで今後に繋いでほしい。


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すみだトリフォニーホールと新日本フィルハーモニー交響楽団の共同企画、フランス・ブリュッヘン・プロデュース 《ベートーヴェン・プロジェクト》 の公開リハーサルと会見に行ってきました。

1月26日に来日し、33日間日本に滞在して2月に行われる新日本フィルとの連続演奏会に臨むというフランス・ブリュッヘン。このコンビは2年前の2009年にハイドンの後期交響曲12曲の連続演奏会を行って好評を博したので、ご記憶にある方も多いはず。私もその時の演奏があまりにも素晴らしく印象的だったのでこの度のベートーヴェン・プロジェクトも楽しみにしていました。

まずは13:45~の公開リハーサルへ。
第9交響曲の第4楽章。休憩を挟んで第8交響曲。新日本フィル自体、2年前より響きに幅が出て音色も豊かになっていて、明らかに成長しているのがわかりました。

ブリュッヘンの指揮は、ベートーヴェンの交響曲はかくあるべしという感じで、テンポの運び方が絶妙。指揮をしながら言葉少なげに身振り手振りを交えて指導しているのですが、その少ない言葉でも新日本フィルはしっかりと意思を汲み取り演奏に反映させていました。次第にブリュッヘン色の濃い演奏へと変わっていく過程が聴いてとれました。本番が一層楽しみになったのは間違いありません。

16:30~は記者会見。
ブリュッヘン自ら今回のプロジェクトについてお話しされました。演奏の見通しを付けやすくするため、リハーサルは第9交響曲から始め第1交響曲までさかのぼり、演奏は第1から始め第9で終えるとのこと。

ベートーヴェンの蔵書にあった作家などを紹介し、シェイクスピアなどの文学から影響を受けたものが多いことなど各交響曲の特色が説明され、ベートーヴェンがハイドンを恐れて交響曲を完成させたのが30歳を過ぎてからだったことや、ブラームスもその影響からか、ベートーヴェンを恐れて交響曲を書いたのがかなり遅かったことなども語られました。

質疑応答の場面では、各交響曲の編成の大きさの違いについて質問を受け、意外にもコントラバス奏者が8名採用されていた理由を、質の悪い楽器をもつアマチュア奏者が中心だったので、人数を増やすことで低音パートを補っていたとおっしゃっていました。スティーヴン・イッサーリスの父が幼少の頃に、ベートーヴェンを直接知るご婦人から聞いたベートーヴェンの逸話などもお話になり、とても有意義な会見となりました。

最後に2011/ 2012シーズンの新日本フィルのプログラムについて、オーケストラが主役となる作品をトーマス・ダウスゴーや、インゴ・メッツマッハーなどを招いて時間をかけて練習して公演に取り組む計画などが紹介されていました。

ブリュッヘン+新日本フィルの 《ベートーヴェン・プロジェクト》 の詳細は下記の通りです。
該当公演のチケットを提示すると公開リハーサルを見学することもできるそうです。

第1回
公演日2月8日(火)19:15開演
曲目 交響曲第1番 ハ長調 作品21 Symphony No.1 in C major, op.21
交響曲第2番 ニ長調 作品36 Symphony No.2 in D major, op.36
交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」 Symphony No.3 in E-flat major, op.55


第2回
公演日2月11日(金・祝)15:00開演
曲目交響曲第4番 変ロ長調 作品60 Symphony No.4 in B-flat major, op.60
交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」 Symphony No.5 in C minor, op.67


第3回
公演日2月16日(水)19:15開演
曲目交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」 Symphony No.6 in F major, op.68
交響曲第7番 イ長調 作品92 Symphony No.7 in A major, op.92


第4回
公演日2月19日(土)15:00開演
曲目交響曲第8番 ヘ長調 作品93 Symphony No.8 in F major, op.93
交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱付き」 Symphony No.9 in D minor, op.125
リーサ・ラーション[ソプラノ、19日のみ]
ウィルケ・テ・ブルメルストゥルーテ[アルト、19日のみ]
ベンジャミン・ヒューレット[テノール、19日のみ]
デイヴィッド・ウィルソン=ジョンソン[バリトン、19日のみ]
栗友会合唱団[合唱、19日のみ]
栗山文昭[合唱指揮、19日のみ]


公開リハーサル日程
第1回~第4回 各回ご購入者限定
購入公演の公開リハーサルへもれなくご招待
参加方法:当日、入り口にて公演チケットをご提示ください。
第1回分 2月7日(月)10:30~
第2回分 2月10日(木)14:00~ (変更になりました)
第3回分 2月15日(火) 10:30~
第4回分 2月18日(金)18:30~




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大自然と歌声の国リトアニアより、多声音楽グループTRYS KETURIOSE「三人四声」が来日し、下記の通り演奏会が催されます。

2010年11月9日(火)19時より(開場18:30)

高輪区民センター区民ホール(白金高輪駅徒歩1分)

入場無料 この公演は終了しました。

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大田黒元雄が愛用し、1918年に来日したプロコフィエフも弾いたとされる1900年製のスタインウェイのグランドピアノが修復され復活し、再び音を取り戻すことができた。

その点で意義深い演奏会だったと思う。

実際に音を聴いた感想は、「木箱が純粋に響いていた」という感じ。

以下、備忘録。

2010年9月24日(金)
19:00~
浜離宮朝日ホール
出演/根岸一郎(バリトン)*、釜洞祐子(ソプラノ)**
曲目/
ドビュッシー:
アラベスク 第一番・第二番
夢、マズルカ、ロマンティックな円舞曲
カノープ、亜麻色の髪の乙女、沈める寺
月の光
亜麻色の髪の乙女
菅原明朗:
ピアノ組曲「断章」より Ⅲ、Ⅳ、Ⅴ
ピアノ組曲「白鳳の歌」より 第一曲「﨟纈」
ドビュッシー:
人形のセレナード
(休憩)
菅原明朗:
韓藍花、過近荒都詩、無題、田舎歌、白い姉の歌、丘の上*
ドビュッシー:
ロマンス*
堀内敬三訳詞歌曲:
御身を愛す(ベートーヴェン)、母の教え給いし歌(ドヴォジャーク)、スペインのセレナーデ(ビゼー)、メドレー「青空」「アラビヤの唄」「蒲田行進曲」、ホフマンの舟唄(オッフェンバック)、インドの歌(リムスキー=コルサコフ)、別れの曲(ショパン)**
ビゼー:
「カルメン」より セギディーリャ**
(アンコール)
レハール: 「メリー・ウィドウ」の二重唱* **
フリース: 「モーツァルトの子守唄」* **


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ラトビア音楽の集い~第一回ラトビア音楽祭~が2010年9月25日(土)13:30より、四谷区民ホールにて開催されます。

詳細は下記演奏会チラシをご確認ください。
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これは余談ですが、バルト三国がソヴィエト連邦から独立を回復するきっかけとなった "The Singing Revolution" (歌う革命、歌とともに闘う革命などと言われたりします)のDVDがでています。エストニアで製作されたドキュメントです。ご興味のおありの方はぜひどうぞ。

Singing Revolution [DVD] [Import]

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御年86歳のイギリス人指揮者、サー・ネヴィル・マリナー(Sir Neville Marriner, 1924- )が来日、しかもスウェーデン人クラリネット奏者、マルティン・フロストとモーツァルトのクラリネット協奏曲を共演すると聞いて足を運びました。

プログラムは下記の通り:

メンデルスゾーン / 序曲「フィンガルの洞窟」作品26
モーツァルト / クラリネット協奏曲 イ長調 K.622
* * *
ブラームス / 交響曲 第2番 ニ長調 作品73

86歳という年齢を全く感じさせない溌剌とした指揮ぶりにただただ魅入ってしまいました。

やはりマリナーのモーツァルトの解釈には確固たるものがあると確信しました。ほんのわずかなニュアンスも見逃さない、決めどころをしっかり押さえたモーツァルトで、かなりの好演。フロストのくせのないピュアな音色による弱音がホールの隅々まで行き渡り、久しぶりに聴く木管楽器のぬくもりのある音色に魅了されました。しばし違う世界へタイムスリップ。夢のようなひとときでした。次回はアカデミー室内管弦楽団の演奏で聴きたいです。

フロストのクラリネットを最後に聴いたのは、2004年9月26日ロンドンのQueen Elizabeth Hallでの、内田光子さんとの共演。そのときフロストは、Anders Hillborgの "Peacock Tales" とFredrik Högbergの "Invisible Duets" を好演しました。突然ステージが真っ暗になり、そこへマスクをしたフロストが登場。楽器を組み立てるところからパフォーマンスを始め、踊りながら演奏していました。そのパフォーマー的なステージが新鮮だったので、今でも良く覚えています。

今回の日本での公演でもフロストの弟がクラリネットとオーケストラのために作曲した「シアワセニナロウ」という曲がアンコールとして演奏されました。それもクラリネットを熟知したフロストらしいパフォーマンスで会場を沸かせていました。

またどこかで聴けたらいいなと思いました。

マリナーが自ら結成したアカデミー室内管弦楽団 (the Academy of St. Martin in the Fields, AMF) が好演したモーツァルトのCDがありますので、ご興味のおありの方はぜひどうぞ。

Symphonies: Complete Mozart Edition 1

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映画『アマデウス』のサウンドトラックにはマリナー指揮のアカデミー室内管弦楽団の演奏が採用されているとのことです。

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