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今朝もまた夜明けの門をくぐり旧市街の教会などを見て回った。

大聖堂近くにある「奇跡」と書かれたタイルが上海万博を記念したものに変っていた。
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そのままゲディミナス通りにある本屋さん数軒に立ち寄り、あれこれ購入。

ヴィリニュス在住の写真家、塩谷賢作さんと合流し、ウジュピスへ。

芸術家のギャラリーなどをみながら坂の上のレストランへ。そこでリトアニア料理を堪能した。

ピンク好きにはたまらないビーツを使った料理の数々をギラ(リトアニア産クヴァース)と一緒にいただく。
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ウジュピス共和国の官邸?の壁に貼ってある憲法を読んだりしながら坂を下り、そのままチュルリョーニスが眠っている墓地へと歩いた。
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チュルリョーニスの墓前で手を合わせ、音楽学会での発表が上手く行くようにお祈りした。
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by ciurlionis | 2010-07-31 23:59 | 旅行

今日も早朝からリュックを背負ってカウナスへ。

ホテルが便利なロケーションのため、徒歩2分ほどでバスターミナルへ行けた。

ミニバスに乗り1時間半ほどでカウナスに到着。

せっかくリトアニアへ来たのだからチュルリョーニスの絵画をしっかりと見ておかないとと思いつつ、まずは以前から行ってみたかったパジャイスリス修道院(Pažaislio vienuolynas)へ。

駅前から5番のトロリーバスで30分ほど。湖畔をしばらく歩いて行くと荘厳な佇まいの修道院が見えてきた。

昨年は修復中と聞いていたフレスコ画が見事だった。ここはぜひ訪れてほしい。
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湖畔で昼食を採りつつのんびりし、バス停へと歩いた。
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そのまま5番トロリーバスで街の中心まで出てチュルリョーニス美術館へ。
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今回で4回目の訪問。チュルリョーニスの絵画をほとんど貸し切り状態でゆっくりと鑑賞できた。やはり一年に一度は本物を観ないと!

その後、カウナスで日本文化センターを主宰しているアウグステ嬢とお茶をして、夕方にヴィリニュスへ戻った。

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by ciurlionis | 2010-07-30 23:59 | 旅行

時差ぼけからか早朝に目覚めてしまったので、朝食を採り、そのまま旧市街へ。

夜明けの門をくぐるとパイプオルガンの音色とともに人々の歌う声が。

夜明けの門のなかには「黒いマリアさま」が安置されており、そこで敬虔なカトリック信者の方々が祈りを捧げていた。

ヴィリニュス大学のなかの本屋で欲しかった本を買おうと勇んで行ってみたが、残念ながら改装中。大学敷地内の教会横のおみやげ屋さんで新しくリリースされたばかりのランズベルギス氏と大学合唱団「プロムジカ」のDVDやそのほかリトアニア人作曲家のCDを購入。

そうこうしていたら突然の雷鳴とともにスコールが!

おじさんにポンチョを売ってもらい、そのまま教会のなかへ避難。

しばらくしたら雨も弱まったので、大学近くの書店へ行きリトアニアの歴史の本などを購入。

その足で昨年は改装中だったピーリモ通りにあるユダヤ博物館へ。昨年の夏、他の「緑の家」やもう一か所のモダンで立派な博物館を訪れてとても勉強になったので今年も行ってみようと思ったのだ。英語を話せる館員の方が親切にも解説をしながら一緒に回ってくださった。ユダヤ人については好悪さまざまな見方があろうが、長い年月にわたり迫害を受け、とりわけ第二次大戦を挟んだ時代に多くの命が奪われたことは、人道的にみて絶対に許しがたい。

そう、ヴァイオリニストのヤッシャ・ハイフェッツ (1901-1987) はヴィリニュス生まれのユダヤ人なのだ。館員の方によればハイフェッツは9歳までヴィリニュスで幼少時代を過ごしたそうだ。

生家が今でも残っているというので行ってみた。建物にプレートが貼ってあった。
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昼食を軽く採り、今度はネリス川沿いのCD屋さんへ。新しいチュルリョーニスのCDこそなかったがリトアニア人作曲家たちのCDを15枚ほど購入。。その足で大学近くのレコード屋へ行くとチュルリョーニスのLPが10枚ほど見つかった。

今回も忙しい旅なので、行けるうちにと思いチュルリョーニスの館へも足を運んだ。

館長のウルボナスさんにごあいさつ。「またドルスキニンカイでお会いしましょう。」とお伝えしてきた。
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by ciurlionis | 2010-07-29 23:59 | 旅行

今回のリトアニア行きは出発間際に決定したので、出発当日の夜中まで原稿書きと荷造りに追われ、バタバタとしてしまった。旅の目的は8月3,4,5日にドルスキニンカイ市で行われる音楽学会「チュルリョーニスと世界」に出席すること。私がチュルリョーニスについてあれこれ調査していることを知った親切な方がご招待してくださったのだ。

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なんとか11時のFinnairのフライトに間に合った。機内で少しは眠れるかと思ったがやはり無理だった。今回も日本人のツアーの団体とヴィリニュスまで一緒。リトアニアが多くのひとに知られるようになって嬉しい。空港に着いたら音楽家支援基金の方が迎えにきてくださっていた。疲れ果てていたのでとても有り難かった。

駅前のパノラマホテルの窓から旧市街の教会群を望む。ここからの眺めがとても好き。安ホテルで少々音がうるさいのだがこの景色を見せられたら音など関係なく思える。
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ホテルから這うようにして飲料水と軽食を買いに行き、今日はそのまま就寝。。

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by ciurlionis | 2010-07-28 23:59 | 旅行

リトアニア元大統領のアルギルダス・ブラザウスカス氏が6月26日に前立腺がんで逝去されました。77歳。

ブラザウスカス氏は1993-98年まで独立回復後の初代大統領、2001-06年には首相を務めています。

取り急ぎ。

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by ciurlionis | 2010-06-28 00:01 | その他

先日サントリーホールでのリトアニア国立交響楽団の演奏会の後、楽屋に伺ってリトアニア人作曲家Arvydas Malcys (アルヴィダス・マルシス) 氏にお会いしてCDを頂戴したので早速聴いてみた。
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"Liberated Things" (Išlaisvinti Daiktai) : Works for Symphony Orchestra (Kūriniai simfoniniam orkestrui)
1. Festus Meae Terrae (1989) 11'57"
改革運動の機運が高まる1989年のリトアニアで作曲された作品。ラテン語から採られたタイトルFestus Meae Terrae (Feast of My Land) の通り、歴史的瞬間や喜びを待ちわびる様子を描いた色彩感あふれる祝いの音楽。

2-4. Liberated Things, Symphony No. 2 (2005) 25'00"
I. 6'55", II. 10'45", III. 7'15"
さまざまな形に組み合わされたリズムとメロディーのモチーフを作品中に散りばめて加速感を構築・表現している。

5-7. Concerto for Soprano Saxophone and Symphony Orchestra (2004) 23'10"
I. 8'39", II. 6'40", III. 7'37"
作曲者は「この作品では、シリアスな音楽とポップな音楽の境界を消そうと努力した」と言っている。ベルリオーズの《イタリアのハロルド》との関係を認めつつも、主人公にリトアニアの方言を与え、サキソフォンにその表現を委ねている。リトアニアの民謡やジャズ、ワールドミュージックのイントネーションを自由に組み合わせた作品。

8. Only Heaven above Us (2003) 13'34"
Total: 73'51"
チェリストのロストロポーヴィチ氏へ献呈された作品。ゆっくりとした弦楽器のクラスターが形成するノスタルジックな幻想をエピソードの反復によって構築・描写し、クラスターを変形させていくことによって空に浮かぶ雲の域に達することができるとしている。楽器のもつ自然な音色やその音色のスペクタクル、過ぎ去った過去の感覚の重要性を強調している。

Lithuanian National Symphony Orchestra (1-7)
Latvian National Symphony Orchestra (8)
Conductors/ Robertas Šervenikas (1), Juozas Domarkas (2-7), Andris Nelsons (8)
Soprano Saxophone/ Liūdas Mockūnas
©ⓟArvydas Malcys 2010

リトアニア人作曲家、アルヴィダス・マルシス (Arvydas Malsys) の作風はどのコンテンポラリー・アヴァンギャルドの従来の型にはまらないものである。彼の音楽は現代の文化と呼応しあう過去の経験や伝統を描写している。作曲家としてばかりでなく演奏家としても活躍する彼は、クラシック音楽と現代音楽の分野において深い知識と演奏技術を併せ持っている。演奏家としての経験から彼の作品の音楽形式は30以上もの交響楽作品、2つの交響曲、10の協奏曲など多岐にわたる。彼の音楽の多くは過去の歴史や現代におけるイライラ、生活のリズム、社会の盛衰、希望、夢、過ちなどを暗示・諷刺している。

お勧めは、ソプラノサキソフォンとオーケストラのための協奏曲 (Concerto for Soprano Saxophone and Symphony Orchestra) 。ドマルカス氏の指揮によりリトアニア国立交響楽団の良さが引き出されている作品。ソプラノサキソフォンのソロもさることながら、オーケストラの一体感がなんとも言えなく素晴らしい。次回の来日時にぜひ演奏してほしい一曲。

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by ciurlionis | 2010-06-27 23:59 | 音楽

指揮者とソリストがリトアニア人でないうえに、リトアニア人作曲家の作品も一曲も演奏されないので行かないつもりでいたのですが、「一緒に行きませんか?」とお誘いを戴き、またリトアニアのオーケストラがせっかく来日してくれているのだからと考え直し、聴きに行ってきました。
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ホールは満席。

このホールの観客のなかにどのくらいリトアニアについて知っている方がいるのだろうと思いながらも、彼らの演奏を聴いて少しでもリトアニアに興味を持ってくれるひとがいてくれたらそれも本望と思って聴いていました。

プログラムは下記の通り:

1部
シュトラウス2世: オペレッタ『こうもり』より 「田舎娘を演じる時には」
ヴェルディ: オペラ『椿姫』より 「ああ、そは彼の人か、花から花へ」、「さようなら、過ぎ去った日よ」
デラックア: 「ヴィラネル(牧歌)」 他
*   *   *   *   *
2部
リムスキー=コルサコフ: 交響組曲「シェエラザード」(シェヘラザード)作品35
ラヴェル: ボレロ



指揮者は今年9月よりロシア国立交響楽団首席客演指揮者に就任予定の西本智実氏。

演奏会の第1部では韓国人ソプラノ歌手スミ・ジョーが登場。世界各地で好評を得ている彼女だけあって彼女のもつ演技力と華やかな衣装でステージを楽しませてくれました。聴きやすい声で音程もきちんとしてはいましたが、声量が足りなくて少々残念。

第2部の交響組曲「シェエラザード」では、コンサートマスターのソロが聴かせてくれました。さすが歌の国リトアニアのオーケストラだけあってみなさん音感が鋭い!各セクションごとのアンサンブルが、楽器を演奏しているのではなくまるで歌っているかのような音色で迫ってきました。リトアニアの自然を象徴しているかのような優しくソフトでナチュラルな音色が心地よく、クライマックスではバランスのよい厚みのあるアンサンブルがしっかり聴かせてくれました。時折聴こえてくるハープの音が実に美しく印象的でした。

ボレロでも、リトアニア人の持つ音楽性に驚かされました。各楽器のソロをしっかり表現しつつも演奏が自然なのです。日本人が演奏するとどうしても「こぶし」が効いてしまうようなサキソフォンのソロもリトアニア人奏者の演奏はオーケストラの音に溶け込んでいて嫌みの全くないものでした。

西本智実氏の指揮も終始、奏者たちのセンスに委ねているといった感じがあり、西本氏とオーケストラの温かい関係が演奏にも表われていたように思いました。

次回の来日では、このオーケストラの首席指揮者ドマルカス氏の指揮やリトアニア人作曲家の作品を演奏する日を設けてほしいと思いました。

リトアニア公演を収録したCDが数量限定のDVD付きでドイツグラモフォンより販売されています。ご興味のおありの方はぜひどうぞ。

イン・コンサート(初回限定盤)(DVD付)
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17時からの「リトアニアへの旅の追憶」を観にフィルムセンターへ戻った。

この映画はリトアニアを凝縮していると言っても過言ではないくらいにリトアニアの歴史を象徴している。リトアニアから亡命してアメリカに渡り、世界的な映像作家となったジョナス・メカスの代表作。27年ぶりに一時帰郷したときの記録映像が中核をなすが、その背後に流れるのはリトアニア元最高会議議長(国家元首)のヴィータウタス・ランズベルギス氏の弾くチュルリョーニスのピアノ曲。ちなみに、メカスがニューヨークで最も強い影響を受けたのは同じリトアニア移民の前衛芸術家ジョージ・マチューナスだが、そのマチューナスとランズベルギスとは幼なじみの間柄だったというおまけまでつく。
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この映画はヴィデオも所有しているし、2008年1月には渋谷のシネ・セゾンでお正月特集で上映されたのでスクリーンでも一度観てはいた。

だが、やはりたまに大スクリーンで観てみると毎回新しい発見があるものだ。27年ぶりに息子に再会したメカスのお母さんの表情にも注目できたし、メカスは結構大勢兄弟がいるのだなど、改めて観られて良かったと思う。しかもランズベルギス氏の弾くチュルリョーニスを大音響を聴くのも気持ちがいいものだ。

またいつか上映して欲しい。

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by ciurlionis | 2010-05-30 23:59 | 映画
六義園を後にして、南北線で市ヶ谷へ。

麹町にあるセルバンテス文化センターで開催中のEU招待映画上映会で、リトアニアの映画「ビフォア・フライング・バック・トゥ・アース」 "Before flying back to Earth" を観てきました。

リトアニア人映画監督のアルナス・マテリス氏による、白血病の病と闘う子どもたちの病院での様子を追ったドキュメンタリー映画です。

命は有限で、貴重なものであるということを思い知らされました。

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原題: „Prieš parskrendant į Žemę“
リトアニア/2005/52分/ドラマ
監督:アルナス・マテリス (Arūnas Matelis)
音声: リトアニア語・ロシア語 字幕:日本語


5月8日15:30からも上映予定ですので、ご興味のある方はぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか?

帰宅したらロンドンから恩師の訃報が届いていた。彼女は私のロンドン留学中に支えになってくれた人物だっただけにとてもショックで眠れそうにない。そういえば4月23日はプロコフィエフの誕生日だった。プロコフィエフ研究者の彼女がプロコフィエフの誕生日に逝くとは。。。何という運命なのだろうか。。。

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by ciurlionis | 2010-04-24 23:59 | 映画

その後、すべてのCDが日本のHMV ONLINEで購入可能となりました。詳しくは、2010年9月2日のブログをご覧ください。

『チュルリョーニスの全ピアノ作品がCDになりました Celestial Harmonies』


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Celestial Harmoniesから「チュルリョーニス: ピアノ全集」の5枚目(完結盤)のCDがリリースされました。

これでチュルリョーニスのピアノ作品すべてが音源化されたことになります。

演奏者は4枚目と同じチュルリョーニスのひ孫、Rokas Zubovas (ローカス・ズボヴァス)。

まだCelestial Harmoniesアメリカのアマゾンでのみの発売ですが、ご興味がおありの方はぜひどうぞ。


Mikalojus Konstantinas Ciurlionis: The Complete Piano Music, Volume 5

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(celestial 13286-2)

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HMVジャパン CD DVD 音楽 書籍 ゲーム
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by ciurlionis | 2010-03-15 00:01 | 音楽