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ブリュッヘン+新日本フィル HAYDN PROJECT 「ロンドン・セット」第二日目


本日2月15日(日)も、すみだトリフォニー・ホールにて、フランス・ブリュッヘン+新日本フィルの
HAYDN PROJECT 「ロンドン・セット」第二日目を聴いてきました。

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今回のプログラムは下記の3曲でした。

交響曲第94番ト長調「驚愕」Hob.I-94
交響曲第98番変ロ長調Hob.I-98
交響曲第97番ハ長調Hob.I-97


前回にも増して指揮者と演奏者の呼吸が合っていて、前回はぎこちない部分がいくつかあったものの、今回は指揮者の意図と演奏者の自発性が上手く噛み合っている感じがしました。

「驚愕」シンフォニーのAndante楽章のティンパニのffの一撃も上手く決まっていたし、交響曲第98番の冒頭の弦楽器のアンサンブルがすばらしく、最終楽章では渡邊順生さん演奏のフォルテピアノが優しく奏され、ハイドンの交響曲が時折みせる優しいフレーズにまたほのぼのとしてしまったのでした。交響曲第97番ハ長調の第一楽章のゲネラル・パウゼもバッチリ決まり、さすがブリュッヘン!と大拍手を送りました。

本日のブリュッヘン氏は心なしか足取りも軽くなっていたような気がしたのですが…

次回2月20日(金)の公演がますます楽しみになりました。

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チュルリョーニスの時代』(佐藤泰一・村田郁夫訳、ヤングトゥリープレス 2008)
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