『人間失格』 太宰治 新潮文庫 限定スペシャルカバー
先日大手町の大型書店に立ち寄った際、おすすめ書コーナーのなかにひと際目立つショッキングピンクの文庫本があった。
無類のピンク好きの私はその色に惹かれて寄って行くと、それは、新潮文庫の太宰治著『人間失格』であった。
毎年夏に新潮文庫は「新潮文庫の100冊」というキャンペーンをしていて、そのうちの10冊は限定スペシャルカバーを付けて販売しているとのこと。
私を引き寄せたショッキングピンクは、その10冊(10色)のうちの1冊(1色)だったのだ。
帰りの電車のなかでその文庫本を手にし読み始めたら、もうすでに読んだことのあるストーリー。。太宰の小説はどれも似たようなストーリーなので、「ああ、これが『人間失格』だったか?」となんとなく思い出してきた。恐らく中学一年生の時に読んだきりだったと思う。
これをきっかけに再読しようと思う。
また数年後に読んだことを忘れて買ってしまうのだろうか?
本を選ぶきっかけなんてそんなものなのではあるが。
追伸: 先日再び大型書店を訪れたら、太宰治の著書の特設コーナーがあり、なぜ?と思ったら、「太宰治生誕100周年」という表示が。。
10月になりやっと知ったのでした。。
by ciurlionis
| 2009-10-08 00:00
| 本