CD ゲルギエフ指揮 ロンドン交響楽団 シュニトケ オラトリオ〈長崎〉 BBC PROMS
先日のブログの、ロジェストヴェンスキー指揮読売日本交響楽団演奏のシュニトケのオラトリオ〈長崎〉を聴きに行った日のページで、「なんでも2009年夏のBBC PROMSの8月24日にゲルギエフがロンドン交響楽団と200人余りのコーラスを率いてオラトリオ〈長崎〉をロンドン初演したのだそう。そのうちCDになってくれることを願うばかりだ。」と書いておいたらクラシック音楽好きのお知り合いの方がそのライヴ録音のCDを見つけてきてくださった。有り難くお借りした。
そのCDがこれ↓である。
Schnittke Nagasaki (UK premiere) (36 mins)
interval
Shostakovich Symphony No.8 in C minor (60 mins)
Elena Zhidkova mezzo-soprano
London Symphony Chorus
London Symphony Orchestra
Valery Gergiev conductor
BBCプロムスは演奏終了後一週間はWEBでも聴けるようになっているため、恐らくそこからの録音だろうとは思うのだが、望むと何でも手に入る世の中、捨てたもんじゃないと思った。
当の演奏は、日本での読響の演奏とは規模が違うようで、臨場感あふれるストーリーの情景が目に浮かぶような演奏で感激してしまった。弦楽器パートの厚みも、管楽器のソロも、コーラスの表現力もどれをとってもやはりLSOはすばらしいと思った。しっかりテルミンも聴こえていたし。。
同じ日に演奏されたショスタコーヴィチの交響曲第8番もさすがゲルギエフとLSOのコンビだと思う。少々荒く感じられるところもあるのだが、ショスタコはこうでないと!と思わせる何かがある。弦楽器や金管楽器セクションのアンサンブルが秀逸だった。
海賊版であろうこの度の録音だが、ぜひ正規盤が出ることを望んでやみません。
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テルミンの音を聴いて思い出したのだが、もう2年ほど前に学研の大人の科学マガジンの付録に「手作りテルミン」が付いていたことがあった。組み立てて、実際に2、3回演奏してみて、今はまた箱のなかに戻って眠っている。。
しかし、この不思議な楽器を自分で作れるなんて夢のようだった。またこの年末年始で演奏してみようと思う。作ってみたい方は下記から購入できます。。よろしければどうぞ。
大人の科学マガジン Vol.17 ( テルミン ) (Gakken Mook)