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展覧会オープニング カポディモンテ美術館展 国立西洋美術館 上野


上野の国立西洋美術館で6月26日(土)~9月26日(日)まで開催の「ナポリ・宮廷と美―カポディモンテ美術館展 ルネサンスからバロックまで」のオープニングにお邪魔しました。

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展覧会のポスターにも採用されているパルミジャニーノの《貴婦人の肖像(アンテア)》を以前から観てみたいとは思っていたもののなかなかナポリまで足を運ぶ機会もなかったので、上野にやってくると聞いて楽しみにしていました。

深みのある独特の緑色をバックに光沢感のある衣服を纏ったアンテアは、想像以上に美しく描かれていて一目観ただけで魅了されてしまいました。作品の目の前に立つとアンテアと視線が合ったような感じがして、こちらがドキッ!っとしてしまうほどでした。細部まで丁寧に描かれていてとても印象的な絵画でした。

この展覧会を一周してイタリアのバロック絵画を深く理解するにはもっと勉強が必要と思った次第です。そんななかでも印象に残った絵画を5点挙げておきます。

1.アンドレア・マンテーニャ 《ルドヴィコ(?)・ゴンザーガの肖像》
テンペラ画なのに肌の色調がまるで油彩画のように美しい。

2.エル・グレコ 《燃え木でロウソクを灯す少年》
言うまでもなく、ろうそくの光で照らされた少年の顔の描写が絶妙。

3.ティツィアーノ・ヴェチェッリオ 《マグダラのマリア》
涙を流している目の辺りに注目。

4.アルテミジア・ジェンティレスキ 《ユディトとホロフェルネス》
女性二人がかりでアッシリアの将軍ホロフェルネスの首を切っているシーンを描いた絵画。残酷すぎて直視していられなかった。これを描いたのが女性だというのでさらにびっくり。

5.グイド・レーニ 《アタランテとヒッポメネス》
オウィディウスの『変身物語』から採られた1シーンを描いた絵画。バロック時代のアンリ・ルソーか?はたまたピカソ?を想わせるような大型作品。

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by ciurlionis | 2010-06-25 23:59 | 美術