リトアニア旅行記 2010年 夏 7日目
朝10時から音楽学会「チュルリョーニスと世界」の開会式がチュルリョーニス記念博物館の中庭で行われました。
開会を記念してチュルリョーニスやショパンの作品が演奏されました。大きく開かれた窓の奥でピアノのソロやヴァイオリンとのデュオが演奏され、また歌手の女性だけは屋外へ出てきて唄ってくださいました。
開会式のあと、コーヒー・ブレイクを挟んで学会が始まりました。会場は銀行の会議室。昨年の夏にお会いしたランズベルギス氏のお嬢さまユラーテさんやクチンスカス教授も会場にいらっしゃいました。クチンスカス氏は親切にも私の隣に座って終始英語で通訳をしてくださっていました。
一日目は15人ほどが発表。特にあこがれだったブルーヴェリス教授の講演を聴くことができて何よりも嬉しかったです。
ランチは教会横のレストランまでみんなで移動。地元のおじさんたちと同席になり、日本人の私はよほどめずらしいのか、終始話しかけられっぱなしでした。。。
夜にはSPA Vilnius SANAの建物でČiurlionis Quartetの演奏会がありました。
チュルリョーニス・カルテットの弾く「生チュルリョーニス」を聴くことができて最高に幸せでした。きっと世界で一番のチュルリョーニスの弦楽四重奏でしょう。
by ciurlionis
| 2010-08-03 23:59
| 旅行