マン・レイ展 知られざる創作の秘密 国立新美術館
六本木方面に用事があったので、マン・レイ展にも立ち寄ってみた。
マン・レイの写真のセンスには特別なものを感じた。写真の域を脱しており、まさに芸術作品としての写真を提示された気がした。
2008年にロンドンのテート・モダンで「デュシャン、マン・レイ、ピカビア展」を観ていて、こちらもその時の印象が強烈だったので、今回のマン・レイ展は代表作が少なくて残念な印象が残った。ロンドンの展覧会の一部をHPで観られるのでご興味があればご覧ください。(部屋番号をクリックすると作品が観られます。)
Tate Modern| Past Exhibitions | Duchamp, Man Ray, Picabia
音楽好きなので、マン・レイが撮ったストラヴィンスキーやサティの写真があって嬉しかった。マン・レイの撮ったポートレートはどれも被写体の本質を鮮やかに捉えているのが素晴らしいと思う。
会期は2010年9月13日(月)まで。
先日、友人が下記の書籍を勧めてくれた。ダダに興味のある方はぜひどうぞ。
ムッシュー・アンチピリンの宣言―ダダ宣言集 (光文社古典新訳文庫)
また、2008年にロンドンのテート・モダンで行われた展覧会の図録は下記のようなものでした。なかなか充実した内容で見ごたえがあります。
Duchamp, Man Ray, Picabia
by ciurlionis
| 2010-08-20 23:58
| 美術