日本の表現主義や生命主義とはどのようなものなのか?少しだけ興味をもったので足を運んでみました。普段はまったくご縁のないJR武蔵野線の新八柱駅から15分ほど歩いたでしょうか?森のホール21という立派な音楽ホールとの道を隔てた反対側にその博物館はありました。21世紀の森と広場という大きな公園もあって時間があればゆっくりのんびりできそうな場所でした。

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展示内容に対して展示室が小さすぎる感があったものの、20世紀初頭の日本の芸術界を俯瞰できる充実した展覧会でした。

昨年、渋谷の松涛美術館で河野通勢展をみて感銘を受けたばかりであったのですが、この度の展覧会でも岸田劉生をはじめとして、当時活躍していた芸術家たち、藤島武二、村山槐多、関根正二、萬鉄五郎、柳瀬正夢、斎藤佳三、恩地孝四郎、村山知義などの作品が見られて有意義でした。

雑誌のカバーデザインや、建築の模型にアール・ヌーヴォー(ユーゲント・シュティール)からの影響がみられたり、フランツ・マルクの絵画の影響を受けたと思われる躍動感のある絵画、カンディンスキーの抽象絵画からの影響がみられる抽象画もありました。特に神原泰や西村伊作、村山槐多の作品が強く印象に残りました。

会場で販売されていた展覧会図録が454ページもある充実したものなので、機会があったらぜひ手にとってみてください。amazonでも販売されていますので、下記ご覧ください。

展覧会図録『躍動する魂のきらめき―日本の表現主義』 (単行本) 森 仁史
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by ciurlionis | 2009-12-19 23:59 | 美術